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2012年5月

2012/05/31

コロンビア→ロンドン

チョコレートの“国際審査員”のご依頼を受けました。

ということで、ただ今。。。

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ここは一体。。。

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そう、“ロンドン”にいます。

先週コロンビアのカカオ生産地にいましたが、今週はまさかのロンドンです。

カカオのコンクールの審査員は経験がありますが、チョコレートの国際審査員は初めて。今回他の審査員の皆様方は、チョコレートテイスティングのエキスパート、シェフ、ワインエキスパート、フードジャーナリスト・・・、イギリス、イタリア、アメリカ、ドイツから・・・と、そうそうたるメンバー。

というわけで、熱帯のカカオ生活から、またしばらくチョコレート生活です。

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2012/05/25

寄附チョコのカカオ農家訪問

世田谷のEmily's Chocolate さんのとのコラボレーションで誕生した「寄附チョコレート」。そのチョコレートに使用したカカオ豆の生産農家の皆さんを、訪問してきました。

1件づつお宅におうかがいし、まずは昨年の津波の話しや、実際に私が3月に被災地に行ったときのお話しを。皆さん口を揃えて言っていたことは、“大変な災害だったけど、日本は本当に強い国だね”と。これ、タクシーに乗っても、どこで打ち合わせをしても、コロンビアで必ず言われる一言です。ありがとうございます。

それから寄附チョコの販売を開始した話しをすると、皆さんこの活動に共感して下さり、「自分たちのカカオ豆が、こんな風にこども達の役に立てて嬉しい」と、逆に私が嬉しくなる言葉を頂きました。

普段農家に行くときは電子機器の持参は出来るだけ控える私ですが、今回はパソコン持参のフル装備で訪問。農家の皆さんと一緒に、用意した寄附チョコレートや、被災地のこども達の映像を紹介しました。


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震災と津波の被害に見舞われた皆様宛にメッセージを送られたラファエル・チャリスさん。御齢70歳を超えるラファエルさんは、優しい瞳でゆっくりと私の話しを聞いて下さり、沢山のコメントを下さいました。そんなラファエルさんのカカオとの1枚です。


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2012/05/24

カカオ・ブランコ保全プロジェクト

コロンビアには未だに沢山のインディヘナの皆さんが暮らしていて、そういった地域をよくよく探すと、数本のカカオ・ブランコを見つけられることがあります。山を登って3時間とか5時間とか・・・。

「カカオ・ブランコ」、カカオ・クリオロと呼びたいところですが、遺伝子特定をしていないので、あえてそう呼ぶことにいたします。「ブランコ」とはスペイン語で「白」。カカオポッドを割ると、真っ白なカカオの種が顔を出します。アントシアニンを含まない、まろやかな味わいの希少カカオ。

Arhaco

コロンビアで生活をするインディヘナ52部族の1つ「アルワコ族」。身に纏う伝統の白装束と、男性は同じく白の背い高帽子が特徴のインディヘナの皆さん。彼らはアルワコ族特有の言葉を持っており、コミュニティーではその言葉で生活をします。

アルワコ族男性の民族衣装・・・

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肩からかけている袋は、コロンビアで「モッチーラ」(アルワコ族の言葉で「トゥトゥ」)と呼ばれる手編の袋。かぎ針で編まれていて、各民族が伝統のモチーフをそれぞれ編み込みながら手作業で縫い上げます。だから通になると、模様を見ただけでどこの民族の袋か、男性が編んだか女性が編んだかが分かるそうです。

そんなアルワコ族のカカオ・ブランコ。山の中でひっそり、数本だけあるようなカカオですから、そのままにしておいてはそのうち無くなってしまう可能性が充分にあります。ということで、他地域で見つけたカカオ・ブランコとともに、現在保全活動を行っています。

とある地域の、川の上の方にある吊り橋を...


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吊り橋を...


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渡って行くと、保全農園に辿り着きます。ちなみに吊り橋からの景色はこんな感じ。とってもステキ!


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ここで我々の技術者ギジョ先生が、丁寧にカカオ・ブランコを接ぎ木しています。


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2月に接ぎ木したカカオ・ブランコ。3ヶ月でこんなに大きな枝に成長しました。土の状態が良く、太陽光を充分浴びているので、育った葉っぱがジャンボサイズ!

新しく接ぎ木したところからも、新芽が出ています。


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今年は雨が少ないけれど、なんとか順調に生長中。日々大きくなるのが、本当に楽しみです。

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2012/05/02

IDILIO ORIGINS

先日、とある方がデギュスタッションを一緒にしようと、持ってきて下さったチョコレート。

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スイス、バーゼルのイディリオ・オリジンのシングルビーンズコレクション。先日チューリッヒで行われたサロン・ド・ショコラにも出店していたイディリオ。ベネスエラ産カカオを使用したチョコレートが中心で、昨年のアカデミー・オブ・チョコレートでも、めでたく金銀銅を受賞いたしました。

こちらがそのチョコレート。

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GOLD受賞がベネズエラ・メリダ スール・デル・ラゴ(マラカイボ湖南部)のカカオを使用した、72%のチョコレート。

SILVER受賞がベネズエラ・チョロニ トレス農園のカカオを使用した、同じく72%のチョコレート。

BRONZEがベネズエラのクリオロ・ポルセラーナを使用した、74%のチョコレート。

どれもスイスメイドで、この3種は48時間のトラディッショナル・コンチング。スイスのトラディッショナル・コンチングとは、通常私たちが「ボックスコンチ」と呼ぶ、箱形のコンチングマシーンでチョコレートを練っていきます。

idilioさんのカタログに、その様子があります(左下)。

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この日、私はショコラのプロと一緒に、ボゴタの高級ホテルのロビーでデギュスタッションしていました。すると私に声をかけて来る、スーパー美人のコロンビアン女性が・・・。

「あなた、MAYUMIじゃない?」

ん。。。コロンビアのお友達、美人揃いが多いけど、このスーパー美人は・・・

「やっぱりね。見たときそうかと思ったんだけど、チョコレートをテイスティングしているのを見て、確信したわ」
「去年一度だけ会ったの、覚えてる?」

あぁ。。。思い出しました。ニューヨークに始めてイタリア・アメディーのチョコレートをもたらした、敏腕ウーマン。そして思い出しました。初めて会ったあのときも、美しかった・・・。まさかこんなところで再会するとは。

去年あいさつ代わりに、コロンビア産カカオで作ったチョコレートをデギュスタッションし、そのときどうやら私は強烈な印象を残したらしい。。。ボゴタのホテルのロビーの一角でショコラ広げている日本人て、このへんじゃそうそういないですもんね、ピンときたはずです。

彼女もショコラのテイスティングにかけてはプロです。そんなわけでスーパー美人のお友達も交え、テーブル一杯にチョコレートを広げテイスティング再開です。

こちらが・・・、

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私たちがテイスティングをしたショコラ、全10種。堪能させて頂きました。特にキャラメリゼしたカカオニブ入りは、なかなか秀逸なお味です。

日本ではちょっと手に入りにくいチョコレートですが、ご興味ある方こちらをご覧下さいませ。

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2012/05/01

月曜日はレバー定食

先週から打ち合わせや事務作業が多いので、コロンビアの首都ボゴタに潜伏しています。

皆さんに良く聞かれます。どうやって生活しているの?

普通にアパートを借りて、一人暮らししています。コロンビアで。昔は友達のマンションのゲストルームを借りていたのですが、昨年めでたく結婚したので、お邪魔な私は去年からアパート暮らしです。

危なくないの?とも聞かれます。コロンビアのイメージ、あんまり良くないんでしょうね。

貧富の格差はありますし、特にボゴタは気をつけないと窃盗に狙われやすいです。外国人は。私も先週疲れていてちょっと気が抜けているときに、パソコンとカメラ、フリクションボールペンのセットを盗まれました。パソコンやカメラはともかく、フリクションボールペンの使い方は、多分分からないだろうな・・・。私の大事な旅の“友”なのに。

そんなワケで、ランチは節約も兼ねてこちらの定食を結構食べています。月曜日の今日は、元気が出るようにレバー定食。

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お気に入りの定食屋には、毎日日替わりで4種類くらい定食が用意してあるのですが、月曜日は何と言ってもこれです。手前がレバーソテー、奥がライスと“パタコン”。パタコンは食用バナナ「プラータノ」をスライスして、ぎゅっと潰してから揚げたもの。これがまた、美味しいんです。

メインの前は必ずスープが付きます。本日の日替わりスープはチキンの“サンコーチョ”。

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ごった煮みたいなスープなんですけど、栄養価は高いです。通常はプラータノ(食用バナナ)、ユカ芋(キャッサバ)、カボチャ、パパブランカ(白いじゃがいも)、パパクリオージャ(味の濃い小さなジャガイモ)、トウモロコシ、タマネギ、ニンニク、コリアンダー、クミン、胡椒・・・などが入っています。時々チャービル(セルフィーユ)が入っていたり、他のハーブがブレンドされているときも。

野菜は煮くずれているんだけど、この半端な食感が慣れると結構ハマります。
どこの定食屋でも必ず付くのはジュース。今日はグアバのジュースですが、レモネードやマンゴー、パパイヤ、パイナップルジュースなんかを良く見ます。

これでしめて400円くらい。安い店だと250円くらいで食べれるところもあります。ショッピングセンターのフードコートで食べたりすると、800円〜1,200円くらいは軽く行きます。税金高いですからね。

で、食後は行きつけのカフェ「Diletto」でカプチーノ。

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ボゴタ内に8店舗あるのですが、ボゴタで飲むコーヒーの中では断然に質が良いので、打ち合わせもちょっとした仕事も、殆どここで行うことが多いです。

先日知らないおじさんに、後ろから頭を叩かれました。そんなアクシデントと戦いながらも、コロンビアでたくましく生活しています。

だから月曜日はレバーが必要なのです。



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